文乃ゆき先生の『ひだまりが聴こえる』のネタバレ込みの感想をご紹介します。
『ひだまりが聴こえる』のジャンル
・純愛、ピュア
・同級生
・身体障害
・ほのぼの
・すれ違い
『ひだまりが聴こえる』のあらすじ
難聴のせいで誤解を受けやすく、周りと上手く馴染めない大学生・航平はいつしか人と距離をおくように
なっていた。
そんな時に出会った同級生の太一。
バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から
『聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!』
と言われ、航平はその言葉に心底救われて……。
友達以上、恋人未満。
太一との出会いが航平を変えていく。
突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた感動作。
『ひだまりが聴こえる』の感想
耳に障がいをもつ航平に偏見を持たず、真っ直ぐ向かってくる太一。
読んでいるこちらの心があらわれるような純粋な心の持ち主で、
BLマンガを読んでいるはずなのに、あまりそういった描写がなく初めてBLマンガを読む人にオススメです。
「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ泣いた航平は、そのあとから少しずつ前向きになっていきます。
太一は航平にとって太陽みたいな存在で、航平は太一のことがどんどん気になっていきますが、鈍い太一は航平の気持ちには全然気づかず、お互いにすれ違っていく展開にはハラハラドキドキさせられました。
障害を扱っているマンガなのに、そこまで重たくなくサクサク読み進められました。